やっと時間が出来たので,さっそくML115をデスクトップ化してみる.
用意したものは以下の通り.
○H.P. ProLiant ML115@NTT-X store
○Transcend DDR2 800 1GB JetRam@ドスパラ
○GIGABYTE NVIDIA GeForce 8600GT GV-NX86T256H@ドスパラ
○AREA 響音3@TWOTOP
まずは,メモリを増設する.
ML115は,ECC512MBが標準で載っている.
サーバ機は本来,高価なECCメモリしか増設できない.
しかし,このML115はサーバとしては珍しくnon-ECC,つまり
通常のメモリが搭載できるとのこと.
ということで,標準のECC512MB + non-ECC 1GBの構成で行くことに.
WinXPなら1.5GBあれば十分でしょう.
続いて,グラボ増設.
ML115は,標準では2Dグラフィックスすら厳しい感じなので,
デスクトップPCとして利用するにはグラボを増設する必要がある.
そして,サーバ機としては珍しいことに,このML115は
グラボ増設として一般的なPCI Ex x16スロットを備えているのである.
地デジ視聴も視野に入れ,HDCP(著作権保護規格)に対応し
そこそこの性能とC/Pを誇るGeForce8600系にする.
ML115は将来的にはLinuxとのデュアルブートにするので,
出来るだけユーザが多そうな中堅メーカを選んだ.
ファンレスで幸せ.
PCIスロットに差すときに,CPUクーラーと干渉しそうだったが,
ぎりぎり大丈夫だった.
最後に,サウンドデバイス.
ML115はサーバ機なので,サウンド出力が標準では出来ない.
なので,簡単にサウンド出力を増設できるUSBサウンドデバイスを選ぶ.
音質は,そこそこ.まぁ値段相応.
我が家はサウンド切り替えシステムを構築していて,
数台のPCのサウンド出力を切り替えて,ヘッドホンかスピーカに
選択的に出力できるようにしているのだけど,
USBサウンドからの出力をサウンド切り替えシステムに通すと
ノイズだらけで調子が悪かった.
ML115だけ別系統で扱うしかないか...
以上でハードウェア系の増設は完了.
続いて,Windows XPをインストールする.
このサイトを参考にしました.
http://kisweb.ari-jigoku.com/ml115/InstallWindowsXP2.html
インストール中に,ちょっと予想外の事態が発生.
今回インストールに際して,
これまでNighthawkにインストールしていたXPライセンスを使ったのだが,
Nighthawkの常軌を逸したリカバリの嵐で,どうやら
インストール回数の上限を超えたようで,
夜中にMicrosoftへ電話する羽目に...
こんなちょっとしたトラブルはあったものの,
無事にデスクトップ化は完了.
現在は,我が家の動画再生用リビングPCとして活躍しております.
ただ,さすがに1920x1200程度のFull HD画質の動画は
時々コマ落ちしている.
おそらくは,CPUがボトルネックになって居るんだろう.
値段が暴落しているAthlon64X2あたりに
いずれ換装してみようかな.
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