2013年12月7日土曜日

読了,百田尚樹『海賊とよばれた男』

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久々の一気読み.


著者の百田尚樹さんの名前は,ときどき耳にしていました.
特に,「永遠の0」という作品が話題になっていたんですね.でも,へそ曲がりの私は,あまり流行りものには乗るまいと思っていたんですが,調べてみると,この方の著作はバリエーションが豊かで,それで興味を持ちました.
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自宅に大量の積読本が有り,引っ越しを控える身なので,紙の本を新たに買うのは気が引けます.しかし,残念ながら,百田さんの本は未だkindle化されておらず.しばらく読むのは我慢しようと思っていたら,父が百田さんの本を持っているというので,これ幸いと,借りて読むことにしました.それが,題記の「海賊とよばれた男」です.

主人公のモデルは,出光興産の創業者「出光佐三」氏であり,本書はその生涯を描いたノンフィクション小説であるとのこと.


もちろん,この動画のような内容が本書のクライマックスであることは間違いないんですが,しかし,本書を読んだ私にとって印象的だったのは,そういったクライマックスパートではなかった.

出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐵造の生き様,その姿勢,肝に力のこもった地道で深い,執念のような心意気に,じわじわと感動しました.
「胆力」というキーワードが,主人公には似合うように感じます.

文章も平易で読みやすいので,幅広い方にオススメできます.
ただし,単行本でしか出版されていないので,文庫化,Kindle化を強く希望するところです.

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それにしても,出光佐三さんはあまり世間的には有名ではなかったようですが,このような方を見つけ,ここまでの作品を書いた百田さん.
これは,ぜひとも他の本も読んでみたい.

ということで,次に狙っているのは,文庫化もされている下記の本.

 ~オオスズメバチの帝国を生きる,戦士マリアの物語~

この発想はなかった.きっと面白い.

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