2013年4月22日月曜日

Sony 学習機能付きリモートコマンダー RM-PLZ430D

複数のリモコンを使う人は,これでかなり楽ができます.


複数のリモコンがあることは珍しくない昨今,我が家のリモコンも順調に増加を続けておりました.

  1. TV(Sony BRAVIA)赤外線通信リモコン
  2. BDレコーダ(Panasonic DIGA)赤外線通信リモコン
  3. スピーカーアンプ(Victor) 赤外線通信リモコン
  4. PS3(Sony)Bluetoothリモコン
  5. エアコン(Toshiba)赤外線通信リモコン


この中で,今回は,1~3のTV,BDレコーダ,アンプを1つのリモコンでまとめてしまうことを目指し,学習リモコンを導入しました.

# エアコンは,正直リモコン1つで困らないので放置.
    PS3は,Bluetooth通信なので今回は除外ですね.

学習リモコン"RM-PLZ430D"とは


一口に学習リモコンといっても,いろんなタイプがありますが,今回は,ネットで評判を眺めてSony製のミドルクラスの学習リモコン"RM-PLZ430D" を選択.
5台までの機器の切り替えに対応しています.
あんまりボタンが多いと混乱するので,これで十分です.

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上部にある"TV"や"チューナ"といった灰色のボタンが機器の切り替えスイッチになっており,切り替え後にその他のボタンを押すと,切り替えた機器に対して押したボタンが作用することになります.


単三乾電池2本で動作します.電池が付属します.
なお,リモコン上下端に出っ張りがあるために,背面を上にして設置しても,ボタンが押されて誤動作する,なんてこともありません.

学習設定(Sony TV編)


今回は,"TV"と"BD","AMP"に,それぞれのリモコンの機能を割り当てます.

まずは,TV.
我が家のTVは,2010年7月発売の Sony KDL-40HX800.

対応しているメーカーの機器なら,以下の手順で,簡単一発設定が可能です.

  1. リモコンを向かい合わせに置いて,
  2. 学習リモコンの"SET"ボタンを押したまま,"TV"ボタンを長押し.
  3. すると,音が鳴り,"SET"ボタンが点滅,"TV"ボタンが点灯します(設定待ち受け状態)
  4. この状態で,今度は,TVリモコン側の電源ボタンを長押し
  5. すると,音が鳴って設定完了.
 これで終わり.普段使う機能はすべてこれで問題なく使えています.

 # 詳しい手順は取説(p.11~)をご覧ください.


↑左がTVのリモコン,右が学習リモコン 

学習設定(Panasonic BDレコーダ編)


続いて,BDレコーダ.
我が家のBDレコーダは,2011年10月発売の Panasonic DMR-BRT210.
こちらも,さきほどと同様に設定するだけで,大半の機能は問題なく使えます.

↑上がDIGAのリモコン,下が学習リモコン

ただし, 私が確認した限りでは,以下の機能は割り振られなかったようなので,手動で追加登録しました.
  • 30秒スキップ → 再生ボタンの右上のボタン
  • 10秒戻る → 再生ボタンの左上のボタン
  • 録画機能一覧 → "録画リスト"ボタン
  • 予約一覧 → "シアター"ボタン
こういった場合の個別登録の際は,
  1. まず,"BD"ボタンを押して,学習リモコン側の選択機器をBDレコーダへと切り替えておき,
  2. 続いて,学習リモコンの"SET"+"登録したいボタン"を長押しして,
  3. "SET"ボタンが点滅,"BD"ボタンが点灯したのを確認する(設定待ち受け状態)
  4. その上で,BDリモコン側の特定のボタンを押す
 という手順で学習できます.

 # 詳しい手順は取説(p.25~)をご覧ください. 

学習設定(Victor スピーカーアンプ編)


最後に,スピーカーアンプ.
我が家のスピーカアンプは,1997年(16年前!)発売の Victor RX-EX7.

最近の薄型TVは内蔵スピーカが残念なので,実家で捨てられそうになっていた大昔のアンプを引き取って使っています.クッキリ・ハッキリした音で,TVや映画の音声がとても聞きやすい素直なアンプだと思います.ヤフオクだと5000円くらいで買えるんですね.

 ↑上がアンプのリモコン,下が学習リモコン 

こちらは,簡単一発登録しただけで,電源ON/OFF,ボリュームの上下ができています.
追加で,以下のように割り当てました.

  • AUX1(TVからの音声入力)切り替え → ボタン"1"
  • AUX2(PCからの音声入力)切り替え → ボタン"2"

日常的にリモコン操作が必要なのは,これくらいですね.

音量設定をアンプで行うように設定


アンプを利用している方は,テレビやBDレコーダの音声を聴くのに当然アンプを使うはずです.そこで,アンプが起動していて,テレビやレコーダの機器を選択している際に,音量調整ボタンを押すと,TVの音量ではなく,アンプの音量が変化するように設定できます.
 # 詳しい手順は取説(p.19)をご覧ください.

ついでに.TV の内蔵スピーカを使うことはもうないのですから,TV の音質・音声設定で,スピーカ出力を「オーディオシステム」に切り替えておきます.これで,TV 側は音を出さなくなります.
#これは BRAVIAの場合ですが,他のメーカーのTVでもできるでしょう,たぶん.


電源オン機能


"TV"の機器切り替えボタンを押すだけでもTVの電源が入ります.
学習リモコンには,各機器の電源ボタンとは独立に,TV専用の電源ボタンがあるので,あまり利用頻度は高くないですが.
# 詳しい手順は取説(p.41)を参照のこと. 

コンポーネントマクロ機能


様々な操作コマンドを連続実行する手順を覚えさせることも出来ます.が,ここまで設定するほど必要性を感じていないので,現状使っていません.
# 詳しい手順は取説(p.43~)をご覧ください. 

キータッチ音


学習リモコンのボタンを押すと,「ピッ」という音がします.これはこれでわかりやすいので現状ではこのままにしていますが,邪魔であれば消すことも出来ます.
 # 手順は取説(p.51)をご覧ください. 

まとめ


学習リモコンで実現したいと思っていたことがすべて出来たので満足しています.

このリモコンを導入してからは,TVとレコーダ,アンプの操作が格段に楽になりました.3千円弱の投資でこれほど楽になるなら,さっさと導入しておけば良かったと後悔するほどです.リモコン3台以上持っている人には,迷わず導入をオススメします.


もっと安価な学習リモコンもありますが,本製品は細かな部分で使いやすさを感じるので価格面でも割高感はありません.残る心配は耐久性だけですが,こればかりは,もっと長期間使ってみないと分かりませんね.

というわけで,満足な買い物でした.

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